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石ころコロコロ

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鳥渡る

鳥取県の中海、米子水鳥公園へ冬鳥たちに会いに出かけました。
ここは水鳥のサンクチュアリ、山陰屈指の野鳥の生息地です。

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マガンの群れ。
昔、サントリーのウイスキーのコマーシャルに
「雁風呂」の伝説をテーマにしたものがありました。
雁は日本海に小枝を浮かべて羽根を休ませながら、
日本に渡って来るのだそうです。
秋にくわえてきた小枝を浜に落とし、
春にまた小枝をくわえて帰るといわれていますが、
日本で命を落とした雁の数だけ浜に小枝が残るのです。
人々はその小枝を集めてお風呂をわかし雁の供養をしたという
何とも切なく美しいお話。
思い出すたびに涙がこぼれそうになります。

カモたちもたくさんいました。
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水鳥公園に来た目的はコハクチョウでした。
米子水鳥公園はコハクチョウの集団越冬地としては
日本の南限といわれています。
はるかシベリアの彼方から今季の初飛来は10月14日だったとか。
「白鳥の湖」を想像しますが、
昼間は餌場がある安木の田んぼに出かけているので
水鳥公園には数羽のお昼寝組だけ。
水鳥公園は夜「白鳥のねぐら」となります。
夕方餌場から帰るコハクチョウを見たくて
葦の影で今か今かと待ちました。
数年前に見た時はすぐ頭上を飛んでくれて
羽音まで聴こえたのです。
日が暮れかけて誰もいなくなり、
何度もあきらめようかと思ったその時、茜色の西の空に
V字編隊を組んだコハクチョウの群れが現れました。
羽音が聴こえる距離ではありませんでしたが、
暮れなずむ空に白鳥のシルエットが息を呑むほどの美しさでした。
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by ishikoro-b | 2011-11-15 17:09 | 秋の旅 | Comments(4)
Commented by キャリオ at 2011-11-15 22:20 x
コハクチョウの飛行群は素晴しい光景ですね。よく我慢強くシャッターチャンスを待たれたと思います。被写体の良い瞬間を捉えるのには本当に大変な思いをしますね。私も先日、朝日の上る雲海の中に浮かぶ竹田城を写すのに苦労しました。
Commented by ishikoro-b at 2011-11-16 21:13
キャリオさま。
夢中でシャッターを切りました。
でも、カメラがあるばかりに感動のシーンを
じっくり味わえなかったのが残念でした。
Commented by よもぎ at 2013-12-19 18:42 x
少しブログ内を拝見していてこちらのお写真にたどりつきました。

空行く鳥の姿、無垢で神々しい感じがします。
心が洗われるような気がしました。
Commented by ishikoro-b at 2013-12-21 00:29
よもぎさま。
過去記事読んで下さってありがとうございます。
日暮れが近づいて寒くて心細くて・・・でも
きっと帰って来ると待ちました。
西の空に白鳥の群れ飛ぶ姿が見えた時は
すべてのことに感謝したい気持ちになりました。

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