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石ころコロコロ

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東北紀行 被災地を訪ねて・陸前高田市

日本列島を人間の体に例えたら東北は「胸」でしょう。
東北には日本人の心の風景がたくさん残っていました。

東北の旅の最後の目的地は被災地、陸前高田市でした。
被災地をただ見に行くなんて本当に不謹慎極まりないこと。
それは十分に解かっているつもりでしたが、
ここまで来て、東北を襲った現実を見なければ
旅の意味がないと思ったのでした。
自然災害の少ない地方都市に住んでいて、
ましてや想像力に乏しい私は、被災した人々の痛みさえ
慌ただしい日々の中でいつの間にか忘れてしまいます。
その場に立って感じること。
それが「忘れない」ことでした。

陸前高田市に着いたのは夕暮れ間近でした。
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一瞬で街が、大切な家族や友人の命が消えてしまう・・・
そんなことが本当にあるのでしょうか。
認めざるをえない現実の景色が目の前にありました。
瓦礫のひとつひとつが人の暮らしと共にあったと思うと、
言葉もなく、ただ呆然と佇むだけ。
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暮れなずむ空と重い空気の中、
瓦礫の山を数台のショベルカーが忙しく行ったり来たり。
大自然の脅威から再び立ち上がろうする人間の営みの
なんて小さいこと。
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ここに生活の場があったのだということを
骨組みだけになった建築物が物語ります。
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高田松原の道の駅まで行ってみましたが、
奇跡の一本松を見つけることは出来ませんでした。
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復興への遠い道程・・・
雪の季節も復興を遅らせたりするのでしょう。
でも、でも、日本人の力を信じて、
賢治のように「みんなの本当の幸い」を
心から祈りたいと思いました。
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カメラを構えるのも憚られる思いでしたが
ブログで伝えなきゃ・・・って勇気を出しました。
不謹慎をどうぞお許し下さい。

震災の度に何もできない自分に歯痒さを感じます。
(ま、普段でも人の役に立つことなど殆どありませんが・・・)
私に出来ることは、
与えられた時間と環境を大切に、キチンと生ききること。
それがやがて復興に繋がることになるのかも・・・
そんなことを思いながら感慨深い東北の旅を
終えることができました。
長々とお付き合い下さいましてありがとうございます。

そしてSさん、
連れて行って下さって本当にありがとうございました。

☆ ☆ ☆

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by ishikoro-b | 2011-12-27 15:41 | 秋の旅 | Comments(0)
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