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石ころコロコロ

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映画 男と女

1966年のフランス映画、クロード・ルルーシュ監督作品
「男と女」をDVDで鑑賞しました。
何年経っても色褪せない永遠の名画です。
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悲しい過去をひきずりながら惹かれ合う男と女・・・
何度も観ていると、あらすじはどうでもいい感じ。
物語というよりこれは「詩」ですね。
ダバダバダ~ダバダバダ~♪
おなじみのフランシス・レイの音楽に身を委ねて、
ただただ美しい映像詩に満たされた至福の時間でした。

観る度に印象に残るシーンが違うのは
私も大人になったというか、成長しているというか。(遅い!)
歳を重ねた今、映画をより深く鑑賞できのは嬉しいことです。

私が好きなのは海辺のシーンでしょう。
ひとりの男性が犬を連れて海岸沿いの歩道を歩いています。
哀愁を感じさせる男と犬の芸術的なシルエット。
それをふたりが静かに眺めています。

女「いいわね、男と犬・・・足どりも同じ」
男「ジャコメッティの彫刻は知ってる?」
女「ええ、素敵だわ」
男「彼はこう言った。”火事になったらレンブラントの絵よりも
  猫を救う”」
女「”そして後で放してやる”・・・すばらしいわ」
男「そうだね。”芸術よりも人生”をだ」
女「感動的だわ。なぜジャコメッティの話を?」
男「あの男性を見ていたらなんとなく・・・」

芸術よりも人生を・・・リアルこそが人生なんですね。

男と女の揺れる心象を映すような美しい海辺を背景に
さりげない会話が詩のように重なって
ふたりの心がひとつになって共鳴していくのです。

映画ってすばらしい!人生って本当にすばらしい!


↓おまけの在りし日の男と女。背景は鳥取の北条砂丘です。
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by ishikoro-b | 2012-01-18 02:56 | Comments(0)
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