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石ころコロコロ

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閑谷学校を訪ねて

ブログ「猫日和。キルト日和。」でおなじみの
ふーテトママさん夫妻と一緒に
岡山県備前市の史跡旧閑谷学校を訪ねました。

閑谷学校は1670年、岡山藩主池田光政が重臣津田永忠に
建設を命じて造らせた庶民のための学校。
庶民の学校としては、世界最古とも言われています。
身分制度が厳しかった時代に、武士だけでなく
貧しい農民や商人の子弟らにも学問探求の門戸を
開いていたなんて、本当に素晴らしいことです。
岡山県人であることがちょっぴり誇りに思えた一日でした。

まずは、校門手前の泮池の鯉たちが出迎えてくれました。
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閑谷学校の敷地は総延長765メートルにもなる
石塀によって囲まれています。
丸みを帯びたかまぼこ型の石組みが何とも美しく
建築物と相まって、独特の雰囲気を醸し出していました。
石工の技にただただ感動です。
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中国の建築様式を模して造られた校門。
この門を入ると身分を超えた学問を志す人たちの世界です。
鯱も屋根瓦も備前焼で作られています。
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孔子の像をまつる聖廟前の一対の楷の木。
中国の孔子林の種を育てたものだそうです。
秋になると紅葉の名所となります。
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国宝に指定されている入母屋造りの講堂。
閑谷学校の中で最も重要な建物です。
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窓からの光を反射する床は、江戸時代から今にいたるまで
ここに座った生徒たちによって磨き込まれたもの。
生徒たちのまっすぐ真剣な眼差しが眼に浮かぶようでした。
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講堂の回廊から校門を見たところです。
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講堂奥にある飲室。教師や生徒の休憩室です。
外の暑さが嘘のように涼しい風が吹き抜けます。
ふーテトママさん夫妻が寛ぐ図。
ご一緒できて嬉しかったです。ありがとうございました。
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い草のいい香りがする座布団。
聴講を受ける人だけが座ることができます。
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飲室中央の囲炉裏の縁には「斯爐中炭火之外不許薪火」と
彫られていて、火の使用に厳重な注意がはらわれていました。
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文庫から飲室、小斎を眺めたところ。
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影にも端正な美しさがありました。
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土蔵造りの文庫とその後ろの火除山。人工で築かれた山です。
生徒の勉学と生活の場をこの山で隔てて、もし火事になっても
学校建築に火が移らないように工夫されていました。
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学校敷地の東隣の椿山。4百本とも言われる椿の木立。
木漏れ日がきれいでした。
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椿山の奥まったところには、閑谷学校の創設者である
岡山藩池田光正の髪、髭、爪、歯を納めた塚が築かれていました。
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by ishikoro-b | 2012-07-24 01:13 | 夏の旅 | Comments(2)
Commented by キャリオ at 2012-07-24 08:51 x
閑谷学校は何度か訪れましたが、落ち着いた雰囲気が良いですね。岡山には海にも山にも良いところがたくさんありますね。
Commented by ishikoro-b at 2012-07-24 22:54
キャリオさま。
閑谷学校は何度訪ねても新鮮な感動があります。
静かな気品ある佇まいがいいですよね。
兵庫にも素晴らしい史跡がありますね。
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