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石ころコロコロ

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谷中 朝倉彫塑館

谷中でもうひとつ行ってみたかったのが朝倉彫塑館・・・
谷中の路地の入り組む中にひっそり佇んでいました。
近代日本の彫塑の基盤を築いたといわれる朝倉文夫の
アトリエ兼住居だったところです。
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朝倉文夫が自ら設計デザインした邸宅は、和洋折衷の調和が見事で
細部にわたり朝倉文夫の美学を感じさせるものでした。
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最初の展示室は朝倉文夫のアトリエだった部屋。
アールを帯びた天井窓から射し込む柔らかな光の空間に
「墓守」や「時の流れ」「大隈重信像」など
代表作のブロンズが展示されていました。
人間の内面から肉付けされた立体造形はどれも深い精神性を讃え
東洋のロダンと称された所以がわかるような気がしました。
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隣の和洋の書籍が天井まで並んだ書斎も圧巻でした。
その本棚もまた建物のアールに沿って造られていて心憎いばかり。
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書斎の隣の応接間だったところには人体の骨格標本も展示されて
彫塑はここから肉付けしていくのだと改めて納得させられました。
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応接間を出ると建物に四角く切り取られた中庭があります。
中庭というより池のイメージに近いかも。
小さな中庭ですが、庭石や草木の配置にもセンスが光ります。
ちょうど雨が降っていて、中庭は息を呑むほどの美しさ。
四方の軒から池に落ちる雨だれは音楽のよう・・・
それさえ計算してデザインされたかのような中庭なのでした。
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中庭の向こう側は竹をモチーフにした和の住居部分になっていました。
二階も三階も朝倉文夫のこだわりが随所にあって見所いっぱい。
屋上庭園も楽しみでしたが、雨のため公開は中止でした。
気になっていた、屋上から見下ろしていた少年?の像を
確認出来なかったのが残念でした。
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これでお終い、と玄関ホールに戻ったら
階段の上にもうひとつ展示室がありました。
朝倉自身が可愛がって猫たちの作品が展示されていたのです。
愛猫家ならではの視点で捕えた猫たちの一瞬の造形・・・
谷中の猫たちの素敵なアンコールでした。
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by ishikoro-b | 2015-06-18 01:54 | 夏の旅 | Comments(0)
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