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石ころコロコロ

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GETA・猪熊弦一郎現代美術館

猛暑の日曜日、ふ−テトママさん夫妻の丸亀市にあるお墓参りに便乗して
一緒に猪熊弦一郎現代美術館を訪ねてきました。
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猪熊弦一郎現代美術館は、私の大好きな美術館です。
1991年の開館から、猪熊さんの絵画作品や素敵なコレクションはもちろん
企画展も毎回魅力的で、★になった相方とふたり
何度も胸をときめかせて瀬戸大橋を渡ったことを思い出します。
美術館開館の時のインタビューで
「この美術館は教会のようなつもりで建てた。
ここで幸せな気持ちになって帰ってほしい」と話していた猪熊さん。
猪熊さんの言葉どおり、ここには猪熊さんの優しさが溢れています。

3階にあるカフェレスト「MOMOCA」で、私たちの隣のテーブルで
数人の男性スタッフと打ち合わせをされていた猪熊さんに
お会いしたこともあります。
猪熊さんの愛すべきコレクションを写真集にした
「画家のおもちゃ箱」という本を買った私は、隣の様子を伺いながら
サインの機会を待っていたのですが、割り込むタイミングも
勇気もなく、ションボリ帰りの電車に乗ったことを今も後悔しています。
それは1993年にお亡くなりになる3ヶ月ほど前のことでした。
あれからもう22年も経つのかと思うと、月日の流れのはやさを
感じずにはいられません。
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今回の美術館の目的は、猫好きだった猪熊さんの「猫達」展と
マルティーノ・ガンパーの「100 Chairs in 100 Days」展でした。
「猫」と「椅子」は私のお気に入りテーマです。
それだけでも幸せなのに、今回全館撮影OKという
美術館の何とも嬉しい計らい!
そんなわけで、いっぱい写真を撮りました。(撮り過ぎて、編集が大変)
少しずつ紹介していきたいと思います。
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まずは一階エントランスホールの「GETA」という作品から。
初めて美術館を訪れて、一瞬にして猪熊ファンになってしまった
記念すべき作品です。
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透明のアクリルで固められた円筒形の中に
ひとつ浮かんだプラステックの黄色い下駄・・・
「ぼくが小学生のころ、流された下駄を追って、土器川で溺れかかった時
助けてくださったおじさんに捧げるモニュメント」とサブタイトルが
刻まれていて、胸にぐっと迫るものを感じました。
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パリにいてもニューヨークにいても、猪熊さんの心の帰る場所は
幼い日の土器川の風景、あの時間・・・
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猪熊さんの芸術や人生を支えているものが見えたような気がして
難解と思っていた猪熊さんの現代美術もすぅーっと心に
沁み渡るのでした。
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by ishikoro-b | 2015-07-28 13:18 | 日々是好日 | Comments(0)
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