「物」コレクション・猪熊弦一郎現代美術館

猪熊弦一郎現代美術館のもうひとつの楽しみは
猪熊さんの暮らしの傍らにそっと寄り添った「物」コレクション。
それらの多くは大倉舜二さんの写真と共に「画家のおもちゃ箱」という
本にまとめられていますが、美術館を訪れる度に
素敵なコレクションの一部を垣間見ることができて
それだけでも瀬戸大橋を渡って来てよかったと思えるのでした。

まずは涼しげなアンティークガラスのコレクションから。
ゴージャスでない質素な美こそ永遠の美と猪熊さんは言います。
大事に取り扱えば永遠に生き続けられるガラスの瓶。
猪熊さんは永遠の美しさの中に、儚い人の一生を重ねていたのでしょう。
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ヘビースモーカーだった猪熊さん。
禁煙を決意してから、苦しい葛藤の日々から生まれたのが
この「対話彫刻」なのだそうです。
口は煙草のことを忘れても、指の友情は忘れられなかったと
「画家のおもちゃ箱」に書かれていました。
身近な紙切れを極細の針金でグルグル巻いて煙草サイズに・・・
誰かと対話するように生まれた昆虫のようなものたち。
さりげない日常の「物」をアートに変えてみせる猪熊マジック。
猪熊さんの魅力的な人柄を感じて、見飽きることはありません。
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この紙袋は猪熊さんのニューヨーク時代に届いた展覧会の
案内状なのだそうです。
紙袋の案内状・・・なんて奇抜なアイデアなのでしょうね。
出品作家のサインの中で、私にはジョージ・シーガルしかわかりませんが
猪熊弦一郎現代美術館で、ジョージ・シーガルの彫刻展を
見ることが出来たのも猪熊さんの企画力。
猪熊さんからの大きな贈りもののような気がしました。
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これは猫のロウソクでしょうか。
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よく見ると背中がピンクッションになっていました。
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by ishikoro-b | 2015-08-03 17:44 | Comments(0)
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