私の実家近くの国道沿いに、名所というほどでもないけれど
彼岸花の群生する河原があります。
以前は色も姿も、それほど好きな花ではありませんでしたが
彼岸花が河原を赤く染める季節になると
いつも早々と彼岸へ渡ってしまった人たちのことを
思い起こさせてくれて、彼岸花はせつない花でもあります。
お彼岸の頃に咲くから彼岸花とは本当によく言ったものですね。
日本の秋を彩る代表的な花なのに
秋の七草の仲間に入れてもらえなかったのは
詩歌の題材にするには、あまりに花の個性が強かったからでしょうか。
鮮やかな赤が、日本の農村風景に自然に溶け込んで見えるのは
神社の朱色に通じるものがあるからかもしれませんね。
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