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石ころコロコロ

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映画 再び「男と女」

今年最初の映画はラブストーリー不朽の名作「男と女」でした。
(制作50周年記念デジタル・リマスター版)
もう50年も月日が経っていたとは・・・
岡山シネマクレールにて鑑賞しました。

DVDを借りて何度も観た映画だったけれど
(前回2012年のレビューもよろしかったらどうぞ。)
大スクリーンで観る「男と女」はやっぱり格別!
おなじみフランシス・レイの甘美なメロディを聴けば
私もにわか恋する女!
情感あふれる美しいカメラワークに身も心もとろけてしまうのでした。
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愛する夫を失った辛い過去を未だ忘れられないでいる女、アンヌと
同じく妻に先立たれた男、レーサーのジャン・ルイ。
運命の出会いは同じ寄宿舎に息子と娘を預けていることでした。
次第に惹かれ合うふたり・・・
過酷なラリーで優勝したジャン・ルイにアンヌから電報が届きます。
「ブラボー、愛しています」
アンヌに会うために疲れきった体で車を走らせるジャン・ルイ。
逸る気持ちを代弁するかのようなワイパー。
そして駆けつけた海辺。砂浜で戯れるアンヌと子供たち。
駆け寄って抱き合うシーンがたまりません。
ふたりの子役の存在も新鮮で愛らしく、セリフもたぶんアドリブ?
レストランでの親子の微笑ましいやりとりや
みんなで船に乗るシーンなど「男と女」に素敵なパパとママの
魅力もプラスされて大人の恋をより味わい深いものにしてくれるのでした。

すべてが上手くいくかのように見えたふたり・・・
肌を重ねる男と女の美しいこと。
しかしジャン・ルイの腕の中でアンヌの脳裏には
幸せだった夫との日々が去来するのでした。
そしてふたりは別れてしまうのです。

別れてはみたけれど、思い出すのはふたりで紡いだ幸せの瞬間。
最後のジャン・ルイのサプライズは、映画の最高の贈り物!
このシーンがあるからこの映画は不滅なんですね。

あらすじだけ聞けばごく平凡、されど珠玉のラブストーリー。
誰かを好きになるのは生物としてのいちばんシンプルな行為。
男と女でも、男と男、女と女でも、人を愛し愛される人生の
なんと尊く素晴らしいことか。
私にもこんな心ときめく頃があったと思い出をたぐり寄せつつも
振り返ってみれば、そんな時間も流れ星のように儚く過ぎ去って
人の一生の短さを思うと切ない気持ちになります。
でもね・・・
だからこそ人生がたまらなく愛おしく感じられるのでしょう。

余談ですが
小沢健二さんの「LIFE]というアルバムの中に
「愛し愛され生きるのさ」という曲があって(彼の詩の世界が大好きです)
それはずっと私の生きていくテーマでもありました。
その中にこんな詩があります。

「いつだって可笑しいほど誰もが誰か 愛し愛されて生きるのさ
それだけがただ僕らを悩める時にも 未来の世界へ連れてく・・・」

さあ一度っきりの人生、皆さんも愛し愛され生きましょう。
男がいてもいなくてもね。

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監督 : クロード・ルルーシュ
脚本 : クロード・ルルーシュ ピエール・ユイッテイルヘーベン
音楽 : フランシス・レイ
原題 : Un nommer et une femme
製作年/国 : 1966年 フランス
出演 : アヌーク・エーメ
   ジャン=ルイ・トランティニャン
   ピエール・バルー
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by ishikoro-b | 2017-01-06 15:36 | 映画 | Comments(0)
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