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石ころコロコロ

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カテゴリ:春の旅( 35 )

大山雪解け

醍醐桜のコンサートの後、大山へ向かいました。
待ち遠しかった雪解けの季節、今年初めての大山です。
冠雪の山は気高くて大好き。
「山は北壁だよね」とカッコつけて車を進めると
あらら・・・積雪で北壁は通行止め。
あきらめて西壁から南壁へ廻ることにしました。
西壁の大山は伯耆富士の名のとおり富士山に見えます。
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ぶなの森にはまだこんなに雪が・・・
根回り穴がだんだん大きくなって森に春が来るんですね。
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西壁から南壁が見えてきました。
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観光ルートから外れているので静かに大山を
眺めることができる私のお気に入りの場所です。
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ダイナミックな南壁と小さなネコヤナギのコントラストが
素敵でした。
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南壁の麓の集落、御机。
ここはカメラマンたちの大山南壁撮影スポット。
この日は誰もいなくて南壁の絵はがきのような風景を
独り占めできました。
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by ishikoro-b | 2012-04-13 00:03 | 未分類 | Comments(2)

巨石のオーパーツ?石の宝殿を訪ねて

兵庫の旅の最後は高砂市にある「生石(おうしこ)神社」でした。
市内が見渡せる小高い岩山に「石の宝殿」と
呼ばれる巨大な石造物をご神体とする生石神社がありました。
拝殿をくぐったら目の前に日本のオーパーツ?
三方を岩壁に囲まれて、横6.4m、高さ5.7m、奥行7.2m、
重量500tのの巨石がデーンと・・・圧巻でした。
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昔、これも夢中になって読んだのですが・・・
松本清張著「火の路」という古代史ミステリー小説がありました。
それにも石の宝殿のことが登場して、それ以来
いつか訪ねてみたいと思っていたのです。
酒船石や亀石など飛鳥を中心に点在する不思議な石造物の数々。
それらはいつだれが何のために造ったのか?
その謎を解く鍵はイランにあるのではないか?
ペルシャ人によりゾロアスター教(拝火教)が飛鳥時代に
伝来していたのでは?
益田の岩船や石の宝殿は拝火祭壇ではなかったか?
などなど・・・推理小説の形をとりながら清張流の
古代史論が炸裂していくのです。
とても興味深く読みましたが
現在はどのような学説が有力なのでしょうね。

浮いたように見える不思議な造り。
溜まった水は涸れたことがないのだそうです。
周囲を一周できるようになっていました。
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しかしそれにしてもこの立方体、何かに似ていると思ったら
昔のブラウン管テレビのかたちにそっくり。
後ろの突起部分もそっくりなんです。
この後ろの突起部分が屋根で起こして使うのが定説のようですが
立方体の形のものをわざわざ横倒しにして作るっていうのも
いまいち説得力に欠けているような気がしました。
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岩肌をみると、一枚のおおきな岩山を直接彫って
造られたというのがよくわかります。
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側面に彫られた精巧な溝。
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転んだら下まで落っこちそうな石段を登ると頂上へ。
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ご神体を上から眺めることが出来ます。
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頂上から見渡すと近くにも石切場の岩山が見えます。
このあたりは昔から「竜山石」として有名な一大石材の
産地だったのだとか。
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すっかり更新が遅くなってしまって、今頃は梅も見頃を過ぎて、
桜の季節を迎えていることでしょうね。
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by ishikoro-b | 2012-04-03 22:08 | 春の旅 | Comments(2)

兵庫の古刹・浄土寺を訪ねて

風邪をこじらせてしまってすっかり更新が
遅れてしまいました。
兵庫の古寺巡礼の旅のつづきです。
鶴林寺から車で約一時間半、
小野市にある浄土寺を訪ねました。

駐車場から最初の一枚。
そりのないシンプルな屋根のかたちと春色の空・・・美しい!
来てよかったと思った瞬間でした。
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駐車場から見えていた建物こそが国宝の浄土堂でした。
浄土堂は、鎌倉時代に重源上人が建立。
重源は,東大寺大仏殿の再建に貢献した勧進僧ということで、
浄土堂も東大寺南大門と同じ建築様式なのだそうです。
外観はどちらかというと簡素な印象でしたが・・・
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しかし!堂内に入ると、そこには圧倒的なスケールの
西方浄土の世界があったのです。
お堂の中央には鎌倉時代の仏師・快慶による阿弥陀三尊立像が
国宝の品格で佇み、その存在感は眩いばかり。
阿弥陀如来は高さ5.3m、両側の観音、勢至菩薩は3.7mもあって
天上に達するほど迫力でした。
日頃、信仰心のない私も慈愛に満ちた光に包まれると
浄土の存在を素直に信じたくなります。
念仏を唱え、仏に導かれ・・・
極楽浄土を願う慎ましい人々の祈りが切ないです。
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建物の内部構造も素晴らしいものがありました。
吹き抜けの天上は、朱塗りの柱が幾重に組み合わされた構造を
そのまま見ることができて圧巻。
それは音楽を感じさせる配列のようでもありました。
三尊立像との一体感も見事です。
夏から秋にかけては、背後から入る西日が床から天井に反射して
三尊を照らし、極楽浄土からの来迎の姿を
浮かび上がらせるのだそうです。
西日の効果まで計算して極楽浄土を演出する
重源と快慶の美的センスに、ただただ感服しました。
中世に生きた人々はどんな思いでこの三尊を
見上げたのでしょうね。
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浄土堂の反対側に位置する本堂・薬師堂です。
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境内には八幡神社が建てられていて不思議な雰囲気。
東大寺に鎮守の手向山八幡宮があるように
同寺の末寺にも鎮守八幡が建てられたのだそうです。
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西日の射す浄土堂へ、皆様もいかがですか?

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by ishikoro-b | 2012-03-30 14:51 | 春の旅 | Comments(2)

聖徳太子ゆかりの鶴林寺を訪ねて

春分の日、春の陽気に誘われて車で東へ走ること約1時間半。
お隣、兵庫県の名刹と神社を訪ねてきました。
最初は加古川市にある聖徳太子ゆかりの寺「鶴林寺」
太子信仰の寺として栄え、播磨の法隆寺と呼ばれているそうです。

聖徳太子といえば、昔付き合っていたボーイフレンドが
「この本おもしろいよ」と貸してくれたのが
梅原猛著「隠された十字架」という本で
法隆寺は聖徳太子一族の怨念を鎮める寺だという
大胆な法隆寺論に圧倒されたものでした。
それ以来、すっかり聖徳太子の信者となったのですが
最近では「聖徳太子はいなかった」というのが
定説となっているようで・・・「え〜そんなぁ〜」
でも日本人の心の中に聖徳太子は生き続けてきたわけだし
いまさらそんな事言われても・・・ね。
いえ、実在したんです。きっと。

そんな邪心を胸に人影まばらな境内を散策しました。

仁王門。入場料は300円でした。
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まずは仁王様に挨拶。
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仁王門を入って正面に本堂が・・・
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本堂は室町初期の建築で国宝。屋根の反りが美しいです。
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鶴林寺縁起によると
今から千三百年余り前、物部守屋の難を逃れて隠棲していた
高麗の僧・恵便法師の徳うを慕って聖徳太子が来臨され
秦川勝に命じて精舎を建立したのが鶴林寺のはじまりとか。
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本堂から見た太子堂。平安後期の建築で国宝。
桧皮葺きの屋根の優美で軽やかなこと。
堂内には平安時代の壁画が描かれているのだとか。
肉眼では見えないようです。
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三重塔。
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太子堂と本堂。
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鐘楼は室町時代の建築で国重文。奥が観音堂。
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鐘楼の裏には宝物館があって、写真撮影はできなかったけれど
金銅聖観音「あいたたの観音さま」を拝観することができました。
その昔、盗人がこの観音様を盗んで一儲けを企てましたが
「アイタタ」という観音様の声を聞き改心して像を返したという
伝説が残っています。
法隆寺の夢違観音と似ていてこちらも白鳳仏の傑作。
秀でた眉に切れ長の目、わずかに微笑みをたたえた口元。
小柄でしなやかに腰をひねり立つ姿は優しさと慈悲をたたえて
立ち去りがたいほどの美しさでした。
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あいたた観音の微笑みのような梅の花でした。
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by ishikoro-b | 2012-03-24 02:43 | 未分類 | Comments(2)

ふるさとのマチュピチュ

山間の道を走っていると「あんなところに家が・・・」
みたいに高いところに小さな集落を見つけることがあります。
岡山県高梁市の成羽川渓谷の中腹、新山集落も
私の中のマチュピチュみたいなところ。
いつか訪ねてみたいと子供のころから思っていました。
川沿いの国道を何度も往復して目にする風景なのに
川の向こうということもあって
いままで訪ねる機会もないままでしたが・・・
先日実家に帰った折、ふと思いついて
その未踏の地にとうとう足を踏み入れたのでした。

狭い山道を上って鬱蒼と茂った杉のトンネルを抜けたら・・・
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ぱっと視界が開けて眺めのよい新山集落に出ました。
下の国道が私のふるさとへの道です。
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過疎の村のイメージがありましたが、畑もきれい耕され
思ったより広々としていて気持ちのよいところでした。
近くに住んでいても知らない場所がまだまだ沢山あります。
遠くに行かなくてもちょっとした旅気分を
味わうことができる・・・私の小さな旅は続くのでした。

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by ishikoro-b | 2012-03-04 00:10 | 春の旅 | Comments(4)