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石ころコロコロ

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<   2012年 03月 ( 9 )   > この月の画像一覧

兵庫の古刹・浄土寺を訪ねて

風邪をこじらせてしまってすっかり更新が
遅れてしまいました。
兵庫の古寺巡礼の旅のつづきです。
鶴林寺から車で約一時間半、
小野市にある浄土寺を訪ねました。

駐車場から最初の一枚。
そりのないシンプルな屋根のかたちと春色の空・・・美しい!
来てよかったと思った瞬間でした。
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駐車場から見えていた建物こそが国宝の浄土堂でした。
浄土堂は、鎌倉時代に重源上人が建立。
重源は,東大寺大仏殿の再建に貢献した勧進僧ということで、
浄土堂も東大寺南大門と同じ建築様式なのだそうです。
外観はどちらかというと簡素な印象でしたが・・・
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しかし!堂内に入ると、そこには圧倒的なスケールの
西方浄土の世界があったのです。
お堂の中央には鎌倉時代の仏師・快慶による阿弥陀三尊立像が
国宝の品格で佇み、その存在感は眩いばかり。
阿弥陀如来は高さ5.3m、両側の観音、勢至菩薩は3.7mもあって
天上に達するほど迫力でした。
日頃、信仰心のない私も慈愛に満ちた光に包まれると
浄土の存在を素直に信じたくなります。
念仏を唱え、仏に導かれ・・・
極楽浄土を願う慎ましい人々の祈りが切ないです。
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建物の内部構造も素晴らしいものがありました。
吹き抜けの天上は、朱塗りの柱が幾重に組み合わされた構造を
そのまま見ることができて圧巻。
それは音楽を感じさせる配列のようでもありました。
三尊立像との一体感も見事です。
夏から秋にかけては、背後から入る西日が床から天井に反射して
三尊を照らし、極楽浄土からの来迎の姿を
浮かび上がらせるのだそうです。
西日の効果まで計算して極楽浄土を演出する
重源と快慶の美的センスに、ただただ感服しました。
中世に生きた人々はどんな思いでこの三尊を
見上げたのでしょうね。
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浄土堂の反対側に位置する本堂・薬師堂です。
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境内には八幡神社が建てられていて不思議な雰囲気。
東大寺に鎮守の手向山八幡宮があるように
同寺の末寺にも鎮守八幡が建てられたのだそうです。
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西日の射す浄土堂へ、皆様もいかがですか?

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by ishikoro-b | 2012-03-30 14:51 | 春の旅 | Comments(2)

宵空のランデブー

春とは名ばかり・・・寒いですね。
仕舞いかけていたダウンジャケットをまた引っ張り出しました。
油断していたら寒気と咳と関節痛としっかり風邪の症状。
早く帰って寝よう・・・と思っていたら今日は3月26日。
金星、月、木星が縦に並ぶ天体ショーの日でした。
微熱の体にカメラマン根性が湧いてきて
しっかり着込んでいつもの天体写真スポットへ。
お月さまとふたつのお星さまが並ぶ様は
寒さも忘れるほどの美しさ。
風は冷たいけれど空気が澄んでいて
とっても素敵なランデブーを見ることができました。
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お月さまはもっとシャープでエレガントでした。
手すりにカメラを置いて撮影しましたが
やっぱりブレてしまいました。
ま、私のカメラで天体写真を撮ること自体
無理なんですけどね。

皆様も風邪をひかないように気をつけて下さいね。

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by ishikoro-b | 2012-03-26 23:14 | 日々是好日 | Comments(0)

聖徳太子ゆかりの鶴林寺を訪ねて

春分の日、春の陽気に誘われて車で東へ走ること約1時間半。
お隣、兵庫県の名刹と神社を訪ねてきました。
最初は加古川市にある聖徳太子ゆかりの寺「鶴林寺」
太子信仰の寺として栄え、播磨の法隆寺と呼ばれているそうです。

聖徳太子といえば、昔付き合っていたボーイフレンドが
「この本おもしろいよ」と貸してくれたのが
梅原猛著「隠された十字架」という本で
法隆寺は聖徳太子一族の怨念を鎮める寺だという
大胆な法隆寺論に圧倒されたものでした。
それ以来、すっかり聖徳太子の信者となったのですが
最近では「聖徳太子はいなかった」というのが
定説となっているようで・・・「え〜そんなぁ〜」
でも日本人の心の中に聖徳太子は生き続けてきたわけだし
いまさらそんな事言われても・・・ね。
いえ、実在したんです。きっと。

そんな邪心を胸に人影まばらな境内を散策しました。

仁王門。入場料は300円でした。
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まずは仁王様に挨拶。
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仁王門を入って正面に本堂が・・・
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本堂は室町初期の建築で国宝。屋根の反りが美しいです。
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鶴林寺縁起によると
今から千三百年余り前、物部守屋の難を逃れて隠棲していた
高麗の僧・恵便法師の徳うを慕って聖徳太子が来臨され
秦川勝に命じて精舎を建立したのが鶴林寺のはじまりとか。
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本堂から見た太子堂。平安後期の建築で国宝。
桧皮葺きの屋根の優美で軽やかなこと。
堂内には平安時代の壁画が描かれているのだとか。
肉眼では見えないようです。
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三重塔。
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太子堂と本堂。
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鐘楼は室町時代の建築で国重文。奥が観音堂。
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鐘楼の裏には宝物館があって、写真撮影はできなかったけれど
金銅聖観音「あいたたの観音さま」を拝観することができました。
その昔、盗人がこの観音様を盗んで一儲けを企てましたが
「アイタタ」という観音様の声を聞き改心して像を返したという
伝説が残っています。
法隆寺の夢違観音と似ていてこちらも白鳳仏の傑作。
秀でた眉に切れ長の目、わずかに微笑みをたたえた口元。
小柄でしなやかに腰をひねり立つ姿は優しさと慈悲をたたえて
立ち去りがたいほどの美しさでした。
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あいたた観音の微笑みのような梅の花でした。
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by ishikoro-b | 2012-03-24 02:43 | 未分類 | Comments(2)

お彼岸のお餅つき

私の田舎では事あるごとにお餅をつきます。
彼岸の入り、親戚の家にお墓参りに行ったら
ちょうどお餅つきの最中でした。

せいろから吹き上がる湯気に胃袋も心もほっこり。
中身は餅米ときびでした。
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きび餅。従兄弟の元気な息子たちがあっという間につきます。
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ついたお餅を丸めるのは女子供の楽しい仕事。
昔話に花を咲かせながら丸めるお餅の温かくて柔らかくて
気持ちいいこと。
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小休止。
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次はよもぎ餅(だんご)
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太古の昔からつづく杵と臼の究極の関係も素敵です。
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みんなで丸めて、キレイなのやらブサイクなのやら・・・
それでもシンプルでパーフェクトなかたちの美しさ。
つきたてのお餅の美味しさは「日本人でよかったぁ」と
思う瞬間なのでした。
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by ishikoro-b | 2012-03-20 01:09 | 日々是好日 | Comments(2)

宵空の惑星たち

夕焼けが残る西の空。
風はまだまだ冷たいけれど
ひときわ明るく輝く金星に心奪われてしまいます。
そんな金星に木星が大接近。
3月の始め頃にはまだ高い位置にあった木星が
どんどん高度を下げて昨夜は金星の隣に・・・
太陽系で最も明るい惑星・金星と
二番目に明るい惑星・木星が仲良く並んで
素敵な天体ショーを見せてくれました。
ジュピターとビーナスの束の間の恋。
オシャレなツーショットにウットリでした。
3月26日の夜には木星・細い月・金星が
縦一列に並ぶのだそうです。
こちらも楽しみですね。
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望遠で・・・左が木星、右が金星。
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そして振り向いた東の空には
火星が赤く輝いていました。
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by ishikoro-b | 2012-03-14 22:19 | 日々是好日 | Comments(0)

3.11 献花

温かい日々の暮らしを、大切な家族や友人を、
一瞬にして奪い去っていったあの日。
被災者の方々は、一年を迎えられて
悲しみを新たにしていらっしゃることでしょう。
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話はちょっと逸れますが、
昨夜、BSプレミアムで一月に放送された
「旅のチカラ 医師ゲバラの夢を追う キューバ」の
録画を見ていました。
作家の海堂尊さんがチェ・ゲバラの医師としての
足跡を追う番組だったのですが
最後のチェ・ゲバラの言葉

  ただひとりの人間のいのちは、
  この地球上で一番豊かな人間の全財産よりも
  100万倍も価値がある

この言葉にこみ上げるものがありました。
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3.11で一瞬に消えた大切な多くのいのち。
人はもちろん、叫ぶことのない動物たちのいのちのことも・・・
尊いいのちの犠牲を決して忘れることなく
前を向いて私も頑張るしかないと思ったのでした。
それが復興にも繋がるのではと・・・
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風花の舞う寒い3月11日。
山裾の斜面にセツブンソウの群落を見つけました。
初めて見るセツブンソウはみんなこっちを向いて
元気いっぱいのあどけない子供のよう。
一年の節目を迎えて、深い悲しみの中から
新たな希望の一歩を踏み出そうとする人への
祝福のように美しく咲いていました。
上の白い花がセツブンンソウです。
ちょっと時期遅しでごめんなさい。
節分草ですものね。

咲きかけのユキワリソウ。
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オウレン
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フクジュソウ
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by ishikoro-b | 2012-03-12 00:27 | 春の野の花 | Comments(2)

島猫に愛をこめて 頭島2

地図で見るとすぐ近くにある瀬戸の島も
船の便とか考えると、そう簡単には行けません。
その中で頭島は日帰りでゆっくり楽しめる島。
これまで10回近く訪ねたような気がします。
路地を横切る猫に出会うだけで満ち足りた気分。
島が大好きになります。
数年前の写真になりますが
もういないかもしれない島猫たちに愛をこめて。
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by ishikoro-b | 2012-03-09 00:13 | | Comments(0)

ふきのとうの花咲くころ

ふきのとうの花をじっと見ていると「春」という字に
見えてくるから不思議です・・・見えますよね。
透きとおった雪解け水と、とびっきりフレッシュな若草色・・・
美しい山里の小さな春をみつけました。
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by ishikoro-b | 2012-03-07 00:45 | 春の野の花 | Comments(2)

ふるさとのマチュピチュ

山間の道を走っていると「あんなところに家が・・・」
みたいに高いところに小さな集落を見つけることがあります。
岡山県高梁市の成羽川渓谷の中腹、新山集落も
私の中のマチュピチュみたいなところ。
いつか訪ねてみたいと子供のころから思っていました。
川沿いの国道を何度も往復して目にする風景なのに
川の向こうということもあって
いままで訪ねる機会もないままでしたが・・・
先日実家に帰った折、ふと思いついて
その未踏の地にとうとう足を踏み入れたのでした。

狭い山道を上って鬱蒼と茂った杉のトンネルを抜けたら・・・
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ぱっと視界が開けて眺めのよい新山集落に出ました。
下の国道が私のふるさとへの道です。
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過疎の村のイメージがありましたが、畑もきれい耕され
思ったより広々としていて気持ちのよいところでした。
近くに住んでいても知らない場所がまだまだ沢山あります。
遠くに行かなくてもちょっとした旅気分を
味わうことができる・・・私の小さな旅は続くのでした。

☆ ☆ ☆

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by ishikoro-b | 2012-03-04 00:10 | 春の旅 | Comments(4)