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石ころコロコロ

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<   2013年 05月 ( 8 )   > この月の画像一覧

棚田の里を訪ねて-2

大垪和西の棚田が、一番広範囲に見渡せる場所に
お堂が立っていました。
そっと覗いてみると、なんとも可愛らしいお顔の仏様。
棚田を耕す人たちの苦労を、ずっと見守り続けてきたのでしょう。
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以下、棚田の里で出会った景色の断片をご覧下さい。
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マムシグサ
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後の2枚は、大垪和から国道53号に下る途中の集落で
撮りました。
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by ishikoro-b | 2013-05-31 12:40 | 夏の旅 | Comments(0)

棚田の里を訪ねて-1

岡山県の中央部に位置する美咲町大垪和西は
日本棚田百選にも選ばれた美しい棚田の里です。
昨年にも過去写真で紹介しましたが
そろそろ今年も田植えが始まった頃では、と
棚田スイッチが入り、車を走らせました。
途中、知っているつもりの道がわからなくなりカーナビをセット。
案内通りに進むと、だんだん道幅が狭くなり
山の奥深くに迷い込んでしまいました。
カーナビは沈黙、対向車もなし、人家もなし。
心細くなって、県道まで引き返しましたが
また左折ポイントを間違えて、山中を彷徨うこと1時間。
かなり遠回りをして、棚田の里に辿り着きました。
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視界が開けて、すり鉢状の美しい棚田の風景が
目の前に広がった時の感動・・・日本の原風景です。
畦の織りなす曲線と、その間を縫うように続く道の美しさ。
先人たちの知恵と苦労が造り出した棚田の景観は
日本人の誇りと美意識を思い起こさせてくれるものでした。
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by ishikoro-b | 2013-05-28 12:20 | 夏の旅 | Comments(0)

飛行機雲

刻々と表情を変えてゆく夕暮れの空。
一日の終わりに、こんな美しい贈り物・・・
生きていることに感謝したくなるような一時でした。
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by ishikoro-b | 2013-05-23 00:13 | 日々是好日 | Comments(0)

映画 道

1954年のイタリア映画、フェデリコ・フェリーニ監督作品
「道」をDVDで観ました。
哀愁帯びたニーノ・ロータの映画音楽を聴くだけで
観る者も「道」の同行者となります。

石ころだって何かの役に立っている。
無用なものなどない。星だって、君だってそうだ・・・

何度、このセリフに勇気づけられたことか。
心の小石をギュッと握りしめたくなる、不朽の名作です。

ネタばれ注意。
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海辺の貧しい村。
浜で棒切れを拾うジェルソミーナを、妹たちが呼びに来ます。
母ちゃんが呼んでる、大きなバイクが来ているよ
ローザが死んだんだって・・・
母の元へ走り出すジェルソミーナ。
そこには、姉のローザを連れて行った旅芸人
ザンパノが立っていました。
ジェルソミーナは、ローザの代りに、口減らしのために
ザンパノに売られていくのでした。

おれなら犬でも仕込めると豪語するザンパノ。
ザンパノは粗野で欲深く、暴力を奮うことでしか
自分を表現することができない不器用な男でした。
愛したことも愛されたこともない人生・・・
モノクロ画面から、彼の深い孤独が伝わってきます。

ジェルソミーナはムチで打たれながらも芸を覚え
ザンパノに健気に従うのでした。
幌付きバイクのふたりの生活に、ささやかながら幸せを
感じ始めたジェルソミーナ。
旅から旅の人生なのに、荒れ地にトマトの種を蒔くシーンが
たまらなく切ないです。

ザンパノの芸は、胸の筋肉で鉄の鎖を引きちぎるというもの。
稼いだお金は、女や酒に消えていきます。
ザンパノはジェルソミーナを平気で裏切るのでした。
ローザも同じように、傷つき死んでいったのでしょうか。
愛想をつかしたジェルソミーナは、家へ帰ると言い残して
出て行くのでした。

辿り着いた街はお祭りで盛り上がり
ちょうど綱渡りのサーカスが催されていました。
ショーを無事終えて、地上に降りた綱渡り芸人と
視線が合ったジェルソミーナは、乙女心をときめかせるのです。
そしてまた、夜の街にひとり取り残されたジェルソミーナ。
そこへザンパノのバイクの音が鳴り響くのでした。

ザンパノのバイクに無理矢理乗せられ
着いたところはサーカスの興行地。
どこからか聴こえて来るヴァイオリンの音色に引き寄せられた
ジェルソミーナは、そこでお祭りの夜の綱渡り芸人と
再会するのでした。
煙草を吸いながら綱渡り芸人が弾くヴァイオリン。
「ジェルソミーナのテーマ」が美しく心に沁み渡ります。

ザンパノと綱渡り芸人は、古くからの知り合いらしく
なぜか執拗に綱渡り芸人はザンパノをからかうのでした。
何も語られないけれど、ローザの死と関係あるような気もします。
逆上したザンパノは、ナイフを持って綱渡り芸人を追いかけ
結果、逮捕されてしまうのでした。

綱渡り芸人もサーカスの皆も、一緒に行こうと
ジェルソミーナを誘います。
私は何の役にも立たないと嘆くジェルソミーナに
綱渡り芸人は、昔、本で読んだ小石の話を語るのでした。
小石を宝物のように手に取り眺めるジェルソミーナ・・・
そういえば、綱渡り芸人のコスチュームには
天使の羽根が付いていました。
人生、だれかの一言で、救われたりすることがあります。
その言葉には見えないけれど
きっと天使の羽根が付いているのでしょう。

「僕と一緒にくるか?」綱渡り芸人の一言に
ジェルソミーナの心が揺れます。
ザンパノの出所の日、綱渡り芸人はジェルソミーナを乗せて
幌付きバイクを留置所の前まで、送り届けるのでした。
なんという、優しい計らい。やっぱり天使ですね。
ザンパノの心の底の悲しみを知っているジェルソミーナは
ザンパノを見捨てることはできませんでした。
綱渡り芸人も、そのことに気付いていました。
「ジェルソミーナのテーマ」を口ずさみながら
ちょっとカッコつけて「チャオ」と笑顔で去っていく
綱渡り芸人の姿もまた寂しげで、涙が溢れます。

ザンパノの出所を温かく迎えるジェルソミーナ。
ふたりの幌付きバイクの旅がまた始まりました。
ザンパノと結婚してもいいとさえ
思えるようになったジェルソミーナ。
けれど、雨を凌ぐために世話になった修道院で
ザンパノの人の道に外れた行為がまた
ジェルソミーナの心を深く傷つけるのでした。

そして後日
ザンパノは取り返しのつかない罪を犯してしまうのです。
偶然、通りかかった道で故障車を修理している綱渡り芸人に
出くわし、仕返しする機会を待っていたかのように
ザンパノは綱渡り芸人を殴り、誤って殺してしまうのでした。
亡骸も車も、事故を装うかのように川に捨て逃げて
何事もなかったように逃避行を続けるのです。

ジェルソミーナの心は壊れ、身体も次第に弱っていくのでした。
綱渡り芸人は「ザンパノに付いててやれ」と言ってくれた恩人。
その人を殺めて、罪を償うこともなく、気楽な人生を
貫こうとするザンパノを、ジェルソミーナは許せなかったのです。
小さな幸せさえ掴むことできないジェルソミーナの運命。
「またふたりでやろうな」と、何かと元気づける
ザンパノの優しい言葉が虚しく空回りするのでした。

正気を取り戻したかと思うと、また泣き出すジェルソミーナ。
ついに持て余したザンパノは、眠っているジェルソミーナを
置き去りにするのでした。
綱渡り芸人に教わった「ジェルソミーナのテーマ」を奏でた
ジェルソミーナ愛用のラッパと僅かなお金を残して・・・

この映画を何度か見返すと
最初の頃は気付かなかったことが見えてきます。
「いいところね」・・・
久しぶりに正気を取り戻したジェルソミーナが荷車から降り
雪が残る廃村の景色を眺めて呟く不思議な言葉です。
それは、きっと別れにふさわしい場所ということ。
身に付いたホコリを、軽くはらうような仕草は
身を清めているのでしょうか。
冷たい地面に布を敷いて静かに身を横たえ眠るジェルソミーナ。
ザンパノに置き去りにされたのではなく
ジェルソミーナがザンパノに別れを告げたシーンのようにも
見えました。

数年後、ザンパノは海辺のサーカスの興行地で聞き覚えのある
メロディを耳にします。
それは、あの「ジェルソミーナのテーマ」でした。
尋ねると、ラッパでこの曲を吹いていた若い娘が
寂しく死んだというのです。
ジェルソミーナの天使のような優しさに
やっと気付いたザンパノ。
ザンパノもジェルソミーナを愛していたのです。
生まれて初めて知る、愛する人を失った悲しみと孤独。
酒場で荒れ狂ったザンパノが、夜の海辺で天を仰ぎ泣き崩れる
最後のシーンは、あまりに辛く悲しく言葉もありません。
ローザも綱渡り芸人も、そして愛するジェルソミーナも
みんな海の底へ消えてしまいました。

波が悲しみを鎮めるかのように、寄せては引いてゆきます。
海辺に始まり、海辺で終わる名もない石ころたちの物語。
存在してるってことが、何かの役に立っている・・・
人は愚かで悲しい生き物です。
だから人恋しくなるのですね。

あなたの心に石ころがコロコロ転がっていきますように。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
監督 : フェデリコ・フェリーニ
脚本 : フェデリコ・フェリーニ トゥリオ・ピネッリ 
    エンニオ・フライアーノ
原題 : LA STRADA
製作年/国 : 1954年 イタリア 
出演: ジュリエッタ・マシーナ/ジェルソミーナ
    アンソニー・クイーン/ザンパノ
    リチャード・ペースハート/綱渡り芸人
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by ishikoro-b | 2013-05-17 13:48 | 映画 | Comments(4)

文旦と聖五月

もう4年も前のことで恐縮ですが・・・
GW後半に東京の旧友が里帰りをして
我が家へ立ち寄ってくれたことがありました。
楽しい時間を過ごした後、駐車場まで見送って
ちょっと寂しい気持ちになって、再び家に入ったら
お土産なのか、忘れ物なのか・・・
大きな文旦がリビングに転がっていたのでした。
ブンタンイエロー?に、どっしりとしたまるい形・・・
その存在感にふと「平凡」という言葉が閃きました。
平凡は私の日常そのもの。
季語の「聖五月」と取り合わせて「聖」と「俗」を
詠んでみました。
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画像の上をクリックすると拡大して表示される
ということに最近、気付きました。
クリックして、どうぞ大きな画像でご覧くださいね。
お粗末でした。

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by ishikoro-b | 2013-05-12 01:16 | フォト575 | Comments(2)

篠山紀信の「写真力」と高梁市成羽美術館

2ヶ月くらい前から、帰省する度に田舎のあちこちで
ジョンとヨーコのポスターを目にするようになりました。
田舎の風景に馴染まない、どこか異質な雰囲気のポスター・・・
このミスマッチが、なぜか妙に私の心を捉えたのでした。
これぞ「写真力」?
GWの後半は実家の近く、高梁市成羽美術館で開かれている
篠山紀信展「写真力」へ行ってきました。
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まず最初の部屋に展示されていたのは、ポスターのキスシーン。
愛し合うふたりの写真の前に佇むと
穏やかで平和な気持ちになれるから不思議です。
友人に貸したまま返ってこない「ダブル・ファンタジー」の
ジャケット写真なのでした
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展示室の壁面にダイナミックに引き伸された
時代を象徴する有名人のポートレートは
どれも美しく光り輝いて見えました。
宮沢りえさんの有名なサンタフェの隣には
黒柳徹子さんの若かりし頃のセミヌードもあって、オォ〜。
見覚えのある写真の前では、自分史と重ね合わせて
確かに懐かしい気持ちになったけれど・・・(トーンダウン)

正直いうと・・・
その昔、雑誌や写真集で見た時のインパクトが強すぎて
美術館の展示は迫力はあるのに、胸に迫り来るものが
何か足りないのでした。「時代」でしょうか。
こういう出会いは印刷媒体で見る方が新鮮でいいなと感じつつ
写真展を巡り終えて館外へ。

成羽美術館は安藤忠雄氏設計の美術館でもあります。
今展が初の美術館個展となった篠山紀信さんは
美術館空間への展示意欲を
「写真力と空間力の壮絶なバトル」と語っていました。
私には、その空間力を表現する写真力もありませんが
GWネタに、コンクリートの壁と水と緑の織りなす景観を
切り取ってみましたので、ご覧下さいね。
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by ishikoro-b | 2013-05-08 22:55 | 日々是好日 | Comments(0)

森林公園に咲く春の野の花-2

前回に引き続き、岡山県立森林公園で出会った
草花をご覧下さい。

ミヤマカタバミ
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マユミ園地
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エンレイソウ
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イワウチワ
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アオザゼンソウ
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イワウチワ
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オオカメノキ
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バイケイソウ
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素敵なGWをお過ごし下さい。

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by ishikoro-b | 2013-05-03 13:27 | 春の野の花 | Comments(4)

森林公園に咲く春の野の花-1

「マッチョのPHOTO ALBUM」のマッチョ様のお仲間に
誘っていただいて、岡山県立森林公園を歩いてきました。
春のやわらかな日差しが心地よく降り注ぐ園内・・・
芽吹き始めたカラマツ林やマユミ園地の林床には
春の花たちが可憐に咲き誇っていました。

キンキエンゴサク
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ミズバショウ
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ショウジョウバカマ
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マユミ園地
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ザゼンソウ
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キクザキイチゲ
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キクザキイチゲ
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キクザキイチゲの白
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サンインシロカネソウ
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お弁当を食べる人の姿も、お花が咲いているようでした。
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マッチョ様、ありがとうございました。

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by ishikoro-b | 2013-05-01 14:03 | 春の野の花 | Comments(2)