いつも、この赤い橋の景色にさしかかると
幼い頃、祖母に連れられて、対岸にある親戚の家のお祭りに
行ったことを懐かしく思い出します。
その頃はまだ、赤い橋は架かっていませんでした。
秋の夕暮れ、祖母とふたり、粗末な舟着き場から対岸に向かって
「おーい」と叫ぶと、向こうから提灯の明かりを揺らして
小さな川舟が迎えに来てくれたのでした。
その後のお祭りのごちそうのことも、泊まったことも
すっかり忘れてしまいましたが、なぜか、川舟の光景だけは
私の原風景として、今も心に焼き付いているのでした。
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