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鬼ノ城ハイキング-1 岡山県総社市

うららかな春の陽気に誘われて家から車で約1時間、総社市の鬼城山にある
古代の山城、鬼ノ城でひとりハイキングを楽しみました。
十数年ぶりに訪れた鬼ノ城は、発掘調査もひと段落。
西門が実物大に復元され遊歩道も整備、立派なビジターセンターも
出来てすっかり様変わりしていました。

課外授業の中学生がいっぱい。
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桃太郎のルーツ、温羅伝説の舞台として古くから親しまれている鬼ノ城。
日本書紀など歴史書に一切登場しないため
歴史は未だ多くの謎に包まれたのままなのだそうです。

復元された西門と土塁。
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築城の時期や目的は諸説あるようですが有力とされているのが
663年の白村江の戦いで大敗を喫した百済・日本連合軍。
大和朝廷は唐・新羅連合軍の日本侵攻を恐れ、西日本各地に
山城を築かせた・・・そのひとつが鬼ノ城では?というものです。
山頂から眼下に広がる景色が昔は海だったことを想像すると
その説も頷けるような気がしました。

西門。
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鬼ノ城は標高約400mのすり鉢状の山頂周囲に土塁や石塁の城壁、
東西南北の城門、水門などが約2.8kmに渡って築かれ
そこを巡るように遊歩道が整備されています。
西門からスタートし、眼下に古代吉備王国の舞台・総社平野や
遥か瀬戸内海の眺望を楽しみながら山頂を一周するつもりでしたが
なぜかコースを間違えて、一向に景色が開けない山中の道を辿って
しまいました。
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視界が開けたところでマップを見たら鬼ノ城散策のハイライト
屏風折れの石垣まであと少し。
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中央に見えるのが屏風折れの石垣。
高速道路、岡山道からこの石垣を望むことができます。
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屏風折れの石垣。
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引き返して東門へ。
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東門。
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つづく

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応援ありがとうございます。
by ishikoro-b | 2019-03-09 16:18 | 春の旅 | Comments(2)
Commented by serendipity_j at 2019-03-09 21:09
ishikoro さまを

イタリアの長旅から、無事、もどられましたね! これから春の風景がぞくぞく? たのしみです。
Commented by ishikoro-b at 2019-03-10 01:31
serenさま
やっと帰って来れました!!
イタリアでのことは夢の中の出来事だったような気がして
現実だったってこと確かめにもう一度行きたい気分です。
言葉ができないせいで随分もどかしい思いをしました。
serenさまならもっとスマートに旅をなさるのでしょうね。
語学が堪能なserenさまが羨ましい!!!

花粉なのか風邪なのか寒暖差が激しくて調子狂いますね。
どうぞご自愛ください。
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