霧の中のブナの森-2

濃霧に包まれて心細くなった私たちをもてなしてくれた山野草です。
幸い雨も降らず無事に下山することができました。

ユキザサ
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チゴユリ
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ツクバネソウ
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エンレイソウ
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サラサドウダン?
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# by ishikoro-b | 2018-05-16 17:09 | 春の旅 | Comments(0)

霧の中のブナの森-1

友人を誘って森林公園へ行ってきました。
岡山を出る頃は晴れていたのに県北には次第に厚い雲が。
それでも標高が上がるにつれ「山笑う」状態の新緑を
満喫することができたドライブでした。
平日のせいもあって訪れる人のいない園内はひっそりと静まり返り
聞こえてくるのはウグイスのさえずりだけ。
GW頃が見頃のショウジョウバカマやザゼンソウ、ムシカリなども
早々と終わっていて、今年は春の訪れが早かったようです。

戻り寒と雨が心配でしたが、ダウンジャケット着込んで
雨具も用意して標高約1,000mの新緑の奥ぶな平を目指しました。
雨こそ降らないけれど、ブナの森にふわ〜っと濃霧のベールが
下りて、鮮やかな新緑の景色を一変させます。
冷たい風とともに私たちも濃霧に包まれて異界に迷い込んだ感じ。
登山道が見えなくなって不安だったけれど
あまりの美しさに夢中でシャッターを切りました。
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つづく

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# by ishikoro-b | 2018-05-11 03:00 | 春の旅 | Comments(0)

新緑のオンブラ・マイ・フ

岡山県和気町にある和気神社の鎮守の森を歩きました。
和気神社は和気清麻呂を祀った神社です。
やわらかな木漏れ日揺れる鎮守の森・・・
若葉の放つ瑞々しい大気を深呼吸しながら、私の人生に
優しく心地よい木陰をつくってくれた人たちのことを
偲びました。
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# by ishikoro-b | 2018-04-27 23:30 | 春の旅 | Comments(0)

映画 ナチュラル ウーマン

またまた素晴らしい映画に出会いました。
アカデミー賞の外国語映画賞受賞のチリ映画「ナチュラルウーマン」です。
監督はセバスティアン・レリオ。
アカデミー賞の作品賞も監督賞も主演女優賞も全部この作品にあげたい!!
こんなふうに行きなくちゃ、と思わせてくれる美しくも切ない映画でした。
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映画はイグアスの滝の空撮から・・・
力強い滝の水しぶきが、やがてサンティアゴにあるサウナのミストに
つながって、パワフルでエモーショナルな愛の物語が始まります。

サウナでマッサージを受けているのはオルランド、57歳。
妻子とは別居中。テキスタイルの会社を経営しながら
年の離れた恋人、マリーナと暮らしていました。
マリーナはトランスジェンダー。
昼間はウェイトレス、夜はナイトクラブで歌いながら
オペラ歌手を目指しています。
その日はマリーナの誕生日。
オルランドからのお祝いはイグアスの滝の旅行券でした。
幸せそうなふたり・・・
しかし、いつものように愛を交わした後、突然別れがやってくるのです。
ベッドで体調不良を訴えたオルランドは
マリーナがすぐに病院へ連れて行くも動脈瘤破裂と診断され
あっけなく帰らぬ人となってしまうのでした。
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愛する人を失い深い悲しみの中にいるマリーナ。
トランスジェンダーであるがゆえにあらぬ疑いをかけられ
詮索され侮辱され病院や警察から受ける理不尽な扱いは
耐え難いものでした。
それにも増して立ちはだかるオルランドの遺族との確執。
遺族からすればマリーナは夫、父を奪った憎き存在。
ましてや相手がトランスジェンダーなのですから拒否反応は
凄まじいものがあります。
ふたりで暮らした部屋からも追われ愛犬も取り上げられ
葬儀にも参列させてもらえない。
マリーナの願いは、愛する人に最後のお別れがしたい
ただそれだけでした。

心苦しくなるシーンの中にもマリーナを理解してくれる存在も
描かれていて救われます。
声楽の先生もそのひとり。レッスンに訪れたマリーナに
「世間から逃れてきたのか?」と聞きます。
「愛の意味を知りたくて・・・」と答えるマリーナ。
「愛は与えるものだ」と先生。
ありふれた言葉だけれど、人を幸せにするのが愛。
だからマリーナは歌うのです。
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激しい向かい風を受けながら前に進もうとするシーンは
人生の逆境に立ち向かうマリーナを象徴しています。
どんなにズタズタに傷つけられても卑屈になったり泣いたりしない。
卑劣な言葉を浴びせられても叫びも反論もしない。
真っ直ぐ見つめ返すことで怒りを跳ね返すマリーナの目が印象的です。
そんな演出が他の映画と一線を画すところ。
いつの間にかマリーナに頑張れ!と共感している自分がいます。
「お前は何者だ?」と問われて「人間よ」と答えるマリーナ。
性別を超えて自分らしく生きようとするマリーナに
誇り高く美しい人間の姿を見たような気がしました。
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愛し愛された記憶が人を強くします。
劇中、何度か現れるオルランドの亡霊は、彼の愛がいつも
マリーナの傍にあることを物語っていました。
葬儀場に駆けつけたマリーナでしたが追い出されてしまいます。
もう会えないと諦めていたマリーナを
オルランドの亡霊が導きます。そこは火葬炉の前。
亡霊との最後のキスシーンに涙が溢れます。
マリーナは火葬になる寸前のオルランドに会えるのでした。
泣いたり喚いたりすることなくオルランドの手を
そっと握りしめるマリーナ。
マリーナはオルランドの死を静かに受け入れるのでした。

映画の最後はマリーナのオペラ歌手デビューの舞台。
ヘンデルのオペラ「セルセ」からアリア「オンブラ・マイ・フ」の絶唱です。
かつてこれほどまでに心地よい木陰はなかった・・・と歌うアリアの
美しいこと! このやさしい木陰こそオルランドの愛。
マリーナがナチュラル ウーマンで居られる場所なのでした。

何と言ってもこの映画はマリーナを演じるダニエラ・ヴェガの
逞しい美しさと、唯一無二の存在感に尽きます。
自身もトランスジェンダーで歌手というのですから、まさにはまり役。
ウィキペディアによるとヘンデルはこのアリアをカストラートのために
書いたのだとか。現在では主にソプラノが歌うのだそうです。
そういう意味でも監督の「オンブラ・マイ・フ」の選曲に納得。
これもマリーナが歌ってこそのアリアなのでした。

そしてエンドクレジットのバックに使われた
アラン・パーソンズ・プロジェクトの「Time」も本編からの
実に美しい流れです。

イグアスの滝も川となってやがて海に辿り着くのでした。

公式サイトの予告編でマリーナの「オンブラ・マイ・フ」も聴けますのでぜひ。

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監督・脚本:セバスティアン・レリオ
原題:「Una Mujer Fantastica」
英題:「A Fantastic Woman」
製作年/国:2017年 チリ・ドイツ・スペイン・アメリカ
出演:ダニエラ・ヴェガ
   フランシスコ・レジェス
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# by ishikoro-b | 2018-04-16 21:31 | 映画 | Comments(0)

ヤマセミを探して・白賀渓谷

次々とお花が咲いて、季節の移ろいの早いこと、早いこと。
植物の生命力というか、春の放つエネルギーについていけないと
感じるようになったのは歳を重ねたせいでしょうか。

1週間前のことになりますが、友人を誘って苫田郡鏡野町富にある
白賀渓谷を訪ねました。以前にもブログで紹介したところです。
友人がカタクリの花を見たことがないというので
まずは渓谷手前のカタクリの群生地へ。
楽しみにして行ったのに、その山裾に人影はなくひっそりと静か。
カタクリはまだ蕾で舞台袖で出番を待つバレリーナのようでした。

気を取り直して向かった白賀渓谷。
途中、山間の川沿いを走っていたら車の前方を一瞬、一羽の鳥が
横切りました。あのシルエットはもしかしてヤマセミ?
前にも見たことがあったのでそんな予感がしました。
この地域はヤマセミの生息地とのことで、もしかしたら
ヤマセミに会えるかも・・・
友人とふたり息を潜めながら木漏れ日の降り注ぐ渓流沿いの
遊歩道を歩きました。
雪解け水で水量を増した渓流は風の音も鳥の声もかき消すように
大きな音を立てて荒々しく流れていきます。
ヤマセミに会えるかな?ハンティングにぴったりの枝も
渓流に張り出して絶対いそうなシチュエーションです。
しかし待っても待っても思いはなかなか伝わらないもの。
この日会えたのは、おしゃれでせっかちなエナガと
小さな味噌色のミソサザイだけでした。でも満足!
会えても会えなくてもワクワクしながら歩くのは楽しいことです。
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ミツマタ
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キクザキイチゲ
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サンシュユ
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# by ishikoro-b | 2018-04-03 22:43 | 春の旅 | Comments(0)